2018-01-01から1年間の記事一覧
再会、そして新しい一歩 年のせいでしょうか。一年がすぎるのがあっという間に感じます。仕事をしているときの一時間は本当に長いのに、一ヶ月、一年という期間はあっという間に流れていくようです。今年はみなさんにとってどのような一年でしたか?私にとっ…
障害者の就労 鈴木純子 最近、私は複雑な思いを感じます。それは、私は障害児の母親であり、障害者支援施設のスタッフでもあり、それぞれの立場から福祉をみてしまうことにより、矛盾とか、無力感とか、あきらめとか、一つのことに対してたくさんの相反する…
知的障害者の就労支援 私が住む地区では、障害者の就労移行事業所に通所する利用者の大半は精神障害または身体障害の方だという傾向があります。中には軽度の知的障害者もいますが、就労移行事業所の対象が「一般就労を希望する障害を持った方」なので、知的…
タイに行ってきました 今年の夏は異常なまでに暑かったです。体温どころかインフルエンザにかかったときの高熱並みの気温が連日続き、まさに「危険」ともいえる暑さでした。夏休みを目前に、今年の夏の家族旅行はどこに行こうかと考えました。私の職場は、夏…
障害者就労移行支援 ~教育と福祉の共存~1 鈴木純子 ニュージャージーにいた頃、私はESLの教師でした。私のクラスにもADHDの子供がいました。私の生徒たちはみんなそれぞれ異なる文化を持ち、異なる言語を話すいわゆる「移民」の子供たちでした。そういう…
陶芸との再会 思い起こせば10年前、私は大学留学のためにニュージャージーに渡りました。右も左もわからない私を受け入れてくれたのは友達のJoelでした。私は彼の家に居候しながら、大学に通いました。危なっかしい私を受け入れてくれたのはJoelだけでなく…
詐欺ハガキが来ました いよいよわが家族にも詐欺ハガキが来ました。「オレオレ詐欺」はじめ多くの詐欺が電話やメール様々な形で増加しているとはきいていました。とはいえ、そういうものは同じ町内にこそ起きてもうちの家族には縁のないものと思っておりまし…
祖父との再会 私が初めてこのEnjoyに起稿しましたのが2008年9月号です。早9年半もの間、みなさまに私が見ていること、思っていること、感じたことを読んでいただいております。2008年、娘が1歳、息子が3歳。このとき、私は何を見、何を考えて毎…
別れのとき 三月、桜咲く中、お別れの時が来ました。息子、ユウちゃん、12歳、自閉症、特別支援学校小学部を卒業いたしました。かたつむりのように大きなランドセルを背負っていた小さな男の子があっという間に中学の制服の似合う少年になっていたのです。 …
日本語発表会 主人との生活が始まって一年になります。今思うと、本当にたくさんのことを乗り越えてきたなあというのが実感です。やはり、最初の結婚のときのように私と相手だけの生活が始まるのとは異なり、私には子供たちがおり、主人は半世紀もの間独り身…
ママを越した日 ここ二三年、息子の発育ぶりが本当にすごいです。身長と足の伸び方がグラフにすると右肩上がりで、一季節の始まりと終わりでは服のサイズすら変わっています。一年で八センチ背が高くなり、靴にいたっては去年の四月に25.5センチだった足…
年末の妄想 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。早いもので私たち親子が日本に戻りちょうど八年になります。まだ幼児だった子供たちがいまやティーンエージャーとなり、三人で帰国した家族の形が今は四人となりにぎやかな家族…